Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans
大体、半分ぐらいの大きさしかない。
それから、まだ違うところがある。丸木たちは、まるでドラム缶のような、かたい胴をもっているが、それに引きかえ、この地底の怪物は、胴などはあるのかないのか、わからないくらい小さい。
こう考えて来ると、先生には、この地底の怪物と丸木たちの火星人とは、全く別の生物のように思われて来るのだった。不思議な動物だ。蟻田博士は前からこの怪物を飼っていたらしいが、どうしてこんなものを生けどったのであろう。そうして、また、なぜこんなものを飼っているのだろうか。
新田先生の頭の中には、いろいろと疑問が泉のように湧いて来て、とめようもなかった。が、先生は、ここで決心をかため、この怪物とよく話をしてみようと思った。
「私でよかったら、助けてあげようが、どうすればいいのかね」
新田先生は、例の変話機を口にあてて、ものを言ってみた。
怪物は驚いた。新田先生が、思いがけなく火星語を使ったので……。しかし、それは別に驚くことはない。先生は火星人から分捕った変話機を口にあてて、使ってみただけなのだから。
「ほんとうに、私たちを助けてくれますか」
怪物は、新田先生の顔を見て、喜びの声をあげた。