Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans

Aozora Bunko

63 ロロとルル

それを聞くと、博士は、

「なんだ、あの火星人のことか」

と、意外にも、にっこり笑った。

63 ロロとルル

新田先生が、蟻田博士を、するどく問いつめると、意外にも、博士はにこにこしているのだ。

「博士、わたしは、まじめに申しているのですよ」

先生は、しんけんな顔で言った。

「いや、わしもまじめだよ。まあ、こっちへはいれ。ここにおられる二人の火星人のことなら、そんな心配は無用じゃ」

博士はそう言って、先生と千二との顔を、おだやかな目つきでながめた。

(一体、これはどうしたんだろう?)

と、千二少年は、先生のうしろで目をぱちくり。

博士と話をしていた二人の火星人は、さっきから、何か頭をよせて、ひそひそと語りあっていたが、この時二人して、博士のそばへやって来た。

二人は、博士に何かしゃべった。それは火星語であった。何かたずねたようすである。

博士はうなずいた。そうして、火星語でこたえた。

すると、二人の火星人は、一しょに、頭をふって、うなずいた。それは、安心しましたという風に見えた。

博士は、先生と千二の方に向かい、

「いま、こちらが心配して、わしにあいさつがあった。