Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans

Aozora Bunko

われわれは、かくごをしなければならないぞ」

先生は、そう言って、いたましい顔をした。

「どうしたのですか。くわしく、話をして下さい」

千二には、わけがわからなかった。とにかく千二は、ふとんを開いて下へおりた。

「いいか、千二君。おどろいてはいけない。この大空艇には、いつの間にか火星兵団のやつが、しのびこんでいたのだ。しかも、二人だ」

「えっ。火星兵団のやつばらが、ここにいるのですか」

「そうだ。しかも、その二人は、博士を両方からかこんでいる。博士は、なれなれしく、二人と話をしている。何を言っているのか、話はあついガラスにへだてられて、わからないがね。とにかく、博士は、火星兵団のやつと、一しょに組んでいるらしい。いや、それにちがいない」

「そうですか。博士は、また、気がかわったのかしら」

「われわれを、控室へひきとらせたのも、われわれが、操縦室にいては、都合がわるいからだ。もう、こうなれば、かくごをきめて、たたかうだけたたかって、たおれるばかりだ」

「そうかなあ。博士は、なぜそんなに、急に気がかわったんだろうなあ」

と、千二は、いつまでも小首をかしげている。

「千二君。