Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans
まるで、もぐらのような、かっこうであった。
しばらく夢中になって、這って行くうち、また前方から光りものが現れて、ぱっとこっちを照らした。
「ちょっ、しまった!」
先生は、今度はいよいよだめかなと思ったが、もう一度と、またぞろ身をひるがえして、壁に体を押しつけた。
すると、とたんに先生の体は、ずるずると壁の中にはいってしまった。
「ああっ!」
先生は、声をあげたが、もう遅かった。先生の体は、もんどり打ってころげ込んだ。
いよいよ深い底なし井戸へでも、落込んだのかと思ったが、気がついてみると、先生は、うすあかりのともった小さい部屋の中にいた。かくし部屋だ。いや、よく見れば、そこは倉庫みたいなところで、いろいろなものが、ごたごたおいてあった。その中に、先生の目にふととまったのは、黒い長マントと黒い帽子とであった。よく見れば、黒眼鏡もあるではないか。
先生はあることを思いついた。
黒マントに黒帽子に黒めがね!
新田先生は、それをじぶんの、からだにつけた。すると、先生は、すっかり怪人丸木とおなじ姿に変ってしまった。
「こういう姿をしておれば、しばらくでも火星人の目をごまかすことが出来るであろう。