Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans

Aozora Bunko

「しっかり頼みますよ、大江山さん」

「いや、よくわかりました。早く知らせてくれて、ありがとう」

「大江山さん。私が火星兵団からうばって来た変話機は、大変重宝なものです。これを使えば火星人の話が、ちゃんと日本語になって聞えるのです。この機械は、いつでもお貸ししますよ」

「ありがとう、ありがとう」

と、課長は厚く礼をのべ、

「しかし、火星人は、先生を一生懸命探しているだろうから、油断がなりませんよ。わしも、先生のことが心配だから、誰か腕利の警官をつけて上げましょう。体がよくなったら、先生、あなたも、ぜひわれわれに力を貸して下さい」

「はい、わかりました。私は、すこし寝たいと思います。その上で、火星人と大いに戦いますよ」

そこで、先生は電話を切った。

警視庁では、先生のこの報告には、おどろきもしたがまた喜びもした。

早速全国に手配をして、火星人に備えることとした。

さて火星人は、どんな手を使って、人間狩をするであろうか。

37 石けりの子供

火星兵が、人間狩をはじめる。

何と、世の中は変ったことであろうか。その昔、地球人類は、火星へ攻めていこうなどと言うことを考えた時代もあったが、今はあべこべに、いつの間にやら、火星兵におびやかされる世とはなったのである。