Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きどうむかしがたり
綺堂むかし語り
岡本 綺堂
Lisez 綺堂むかし語り (きどうむかしがたり) de 岡本 綺堂 (おかもときどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 183 656 caractères · 363 écrans
(八)木蓼
(九)鶏
所は三条大橋、前には東山、見るものは大津牛、柴車、花菖蒲、舞妓と絵日傘――京の景物はすべてここに集まった。(明治42・6)
(八)木蓼
信濃の奥にふみ迷って、おぼつかなくも山路をたどる夏のゆうぐれに、路ばたの草木の深いあいだに白点々、さながら梅の花の如きを見た。
後に聞けば、それは木蓼の花だという。猫にまたたびの諺はかねて聞いていたが、その花を見るのは今が初めであった。
天地蒼茫として暮れんとする夏の山路に、蕭然として白く咲いているこの花をみた時に、わたしは云い知れない寂しさをおぼえた。(大正3・8)
(九)鶏
秋雨を衝いて箱根の旧道を下る。笈の平の茶店に休むと、神崎与五郎が博労の丑五郎に詫証文をかいた故蹟という立て札がみえる。
五、六日まえに修学旅行の学生の一隊がそこに休んで、一羽の飼い鶏をぬすんで行ったと、店のおかみさんが甘酒を汲みながら口惜しそうに語った。
「あいつ泥坊だ。」と、三つばかりの男の児が母のあとに付いて、まわらぬ舌で罵った。この児に初めて泥坊という詞を教えた学生らは、今頃どこの学校で勉強しているであろう。(大正10・10)
(十)山蛭