Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しょうせつ ほととぎす

小説 不如帰 

徳冨 蘆花

Leggi 小説 不如帰 (しょうせつ ほととぎす) di 徳冨 蘆花 (とくとみろか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 129.742 caratteri · 256 schermate

Aozora Bunko

そらアもう浪にはわたしも別にこいという不足はなし、卿も気に入っとっこっじゃから、何もこちの好きで離縁のし申すじゃごあはんがの、何を言うても病気が病気――」

「病気は快方に向いてるです」武男は口早に言いて、きっと母親の顔を仰ぎたり。

「まあわたしの言うことを聞きなさい。――それは目下の所じゃわるくないかもしらんがの、わたしはよウく医師から聞いたが、この病気ばかいは一時よかってもまたわるくなる、暑さ寒さですぐまた起こるもんじゃ、肺結核でようなッた人はまあ一人もない、お医者がそう言い申すじゃての。よし浪が今死なんにしたとこが、そのうちまたきっとわるくなッはうけあいじゃ。そのうちにはきっと卿に伝染すッなこらうけあいじゃ、なあ武どん。卿にうつる、子供が出来る、子供にうつる、浪ばかいじゃない、大事な主人の卿も、の、大事な家嫡の子供も、肺病持ちなッて、死んでしもうて見なさい、川島家はつぶれじゃなッかい。ええかい、卿がおとっさまの丹精で、せっかくこれまでになッて、天子様からお直々に取り立ててくださったこの川島家も卿の代でつぶれッしまいますぞ。――そいは、も、浪もかあいそう、卿もなかなかきつか、わたしも親でおってこういう事言い出すなおもしろくない、つらいがの、何をいうても病気が病気じゃ、浪がかあいそうじゃて主人の卿にゃ代え