Classici giapponesi con furigana
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とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
Leggi 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 193.761 caratteri · 388 schermate
透明怪人第四号
「きみは、少年探偵団の副団長の大友君だね。わしはちゃんと知っているよ。自動車の屋根にのって、尾行するとは、なかなか勇敢な少年だ。その勇敢なところをみこんで、きみをわしの弟子にしてやろうと思うのだよ。ハハハ……、どうだ、うれしいかね。」
「おじさんは、だれですか。ぼくは、知らない人の弟子になることはできません。」
大友少年は、もうすっかり、どきょうを、さだめていました。
「ハハハ……、わしかね。わしは世界一の大科学者だ。わしは原子爆弾よりも、もっとどえらい発明をした。しかし、わしの発明は、まだ、だれも知らない。もし知ったら、世界じゅうが、わきかえるだろう。いや、あまりおそろしい発明なので、わしは殺されてしまうかもしれない。」
怪老人は、とほうもないことを、言いだしました。大友君は、この老人、気でもちがったのではないかと、きみが悪くなってきました。老人は、いったい、どんな大発明をしたというのでしょう。
透明怪人第四号
老人のおそろしい話が、つづきます。
「いま、せけんをさわがせている、あの透明怪人は、いったいなんだろう。あんな、ふしぎな人間が、しぜんに生まれてきたと思うかね。