Classici giapponesi con furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(四)城の絵図面
野村 胡堂
Leggi 銭形平次捕物控(四)城の絵図面 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 139.179 caratteri · 280 schermate
「ヘエ、――前掛けがお浜の荷物から出たのは?」
「お清の嫉妬さ、納屋であれを見付けて、お浜の行李へ入れたんだ、悪気じゃあるまいが、少し罪が深い」
「お浜はどんな気で吉三郎を庇ったんでしょう」
「自分のために人まで害めたからさ。娘心は不思議なものだ、投げ銛から紐を解いて、竿だけ窓から捨てて翌る日門松へ隠し、紐は蔵の中へ入れたのさ、――それにしちゃ、逃出した吉三郎は薄情だ」
「なるほどね」
「もっともなまじっか、未練を残すより、その方がよかろう。――だが、人殺しに門松を使ったのは俺も始めて見たぜ、これは誰だって驚く」
平次はつくづくそう言うのでした。