Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
Leggi 三国志(八) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 195.604 caratteri · 391 schermate
巷の怨嗟。これはもちろん伴ってくる。
この上にも曹叡は、
「芳林閣の改修をせよ」と、吏を督して、民間から巨材を徴発し、石や瓦や土を引く牛のために、民の力と汗を無限に濫用した。
「武祖曹操様すら、こんな贅沢と乱暴はなさいませんでした」
と、諫めた公卿もある。もちろん曹叡には肯かれない。のみならず斬首された者もあった。
反対に、こういう甘言を呈する者もある。
「人は、日精月華の気を服せば、つねに若く、そして長命を保ちます。――いま長安宮中に柏梁台を建て、銅人を据えて、手に承露盤を捧げさせるとします。すると盤には毎夜三更の頃、北斗から降る露が自然に溜ります。これを天漿とよび、また天甘露と称えています。もしそれ、その冷露に美玉の屑末を混じて、朝な朝なご服用あらんか、陛下の寿齢は百載を加え、御艶もいよいよ若やいでまいるにちがいありません」
こういう言を歓ぶようになっては、曹叡の前途も知るべしである。
が、魏の国運は、なお旺だった。これはおそらく良臣や智識が多かったに依るであろうが、曹操以来の魏は、何といっても、士馬精鋭であり、富強であった。
中でも、司馬懿仲達は、魏にとっては、まず当代随一の元勲だった。