Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いあいしゅう

遺愛集

島 秋人

Leggi 遺愛集 (いあいしゅう) di 島 秋人 (しまあきと) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 50.488 caratteri · 102 schermate

Aozora Bunko

楽しみをみんなが味わってトラブルは一つもない楽しいものでした。役所の上の人の理解のおかげですね。来年も又あるといいなーと思っています。

先生も奥様もいい日々をつくりあって幸せに過して下さい。

十二月二十七日夜覚

はかな事おもひてゐたり冬の陽の少し残れる獄の窓辺に

主のみ手にすがる外なき囚われに冬のさ庭の陽があたたかし

許さるる限りの生きを愛ほしみちひさき事に幸を得て生く

かたはらに己れの動く影をみてボール追ひつつ愛しかりけり

肩冷えて深夜の床に覚めて聴く遠き汽笛の何か親しき

子を四人授かる相と愛しむをわがてのひらは寂しかりけり

たれかれの善きを憶ひて笑みてゐる独りの獄の冷えに目覚めて

温もりの残れるセーターたたむ夜ひと日のいのち双掌に愛しむ

雀らの羽ばたく翳が春の日の射す獄窓をよざりて明るし

淡雪の吹き降るあした獄窓あけて子の頃のおもひたどりゐたりき

許されし夢より覚めてきく汽笛みじろぎがたく聴きつつ愛し

死を想ふさびしさを経し夜にあり鍵の鳴る音を愛しみて聴く

幼な日の優しきことの幾つかを獄壁にさはりつ憶ひ更けたり

一輪の菜の花活くれば子の頃の憶ひが獄にひろがりてゆく

教育大学受かりましたと告ぐる君の家事に荒れたる指をも見たり