Classici giapponesi con furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Leggi 食道楽 (くいどうらく) di 村井 弦斎 (むらいげんさい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 170.664 caratteri · 341 schermate
第三百四十三 猪料理
つまりブラウンソースを拵えるのですからコルンスタッチやバターはその分量で見計らいます、そこへセリー酒を大匙一杯にスープを一合の割合で注してトマトソースを大匙一杯入れて塩胡椒で味をつけて一時間半煮ます。もしも略式にすればセリー酒がなくっても構いませんし、このソースを裏漉しにして直ぐ鳥の肉を入れて一時間も煮れば極く手軽なサルミーになります。しかし上等にすると鳥の肉も別にセリー酒大匙三杯、スープ大匙三杯、バター大匙一杯に塩胡椒で味をつけて弱火で三十分煮ます。それから出た汁をソースへ交ぜてまた弱火で鳥を三十分間煮ます。モー一層上等にすると、この中へ葡萄酒を入れてソースを二度も漉して鳥を煮ます」
第三百四十三 猪料理
猟天狗「なかなか面倒な料理ですな、セリー酒を入れたり葡萄酒を入れたりしては雉一羽のお料理でも大層高くなりますね」中川「アハハ、そのお話しが私に分りません。貴君方が上等の二連銃を携えて汽車に乗って遠い所へ雉子打にお出掛なさると随分費用もかかりましょう。旅店へ泊って酒を飲んで、中には芸者まで揚げる人もありますが帰って来て御計算なすったら雉一羽が何円に当ります。