Classici giapponesi con furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Leggi 食道楽 (くいどうらく) di 村井 弦斎 (むらいげんさい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 170.664 caratteri · 341 schermate
第三百十一 小麦の粉
もしや焼く前によく膨れていなかったらそれを一旦蒸してそれから手水を振ってザッと焼いても出来ます。食パンばかりは同じ原料を使っても上手と下手とで大層な味が違います。骨は折れますけれども今度一つ試して御覧なさい。貴女のお家の女中さんは田舎の人で饂飩やお蕎麦を上手に打つと伺いましたからそういう人に煉らせたりでっちさせたりしたならばかえってよく出来ましょう」
○パン料理五十種は秋の巻の付録に委し〔秋の巻付録「パン料理五十種」〕。
第三百十一 小麦の粉
小山の妻君「ハイ、宅の下女はあの通り鬼とも組みそうな田舎者で力もありますからきっと上手にパンを捏ねましょう。あの下女は不思議に饂飩やお蕎麦をよく打ちます。宅ではいつも下女に手打饂飩や手打蕎麦を拵えさせますがそれを食べ慣れますとモー買ったものは不味くって食べられません。饂飩は小麦粉を択るのが肝腎で粉が悪くっては美味しく出来ませんね。名古屋の饂飩が美味しいというのもあの辺の小麦粉が良いのだそうです。宅では折々米利堅粉で饂飩を打ちますが色が白くって綺麗でございます。味も日本の饂飩よりは軽くって美味しゅうございますけれども時によるとどうしても繋がらないでポツポツ截れる事があります。