후리가나로 읽는 일본 고전
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あらくれ
あらくれ
徳田 秋声
徳田 秋声의 あらくれ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,451자 · 236화면
「えらい仕揚げたそうだね。そのせいか女振もあがったじゃねえか。好い奥様になったということ」
精米所の主人は、浴衣がけで一座の真中に坐っていながら言った。
「御笑談でしょう」
お島は初らしく顔の赤くなるのを覚えた。
「お蔭でどうか恁かね。でもまだまだ成功というところへは参りません。何しろ資本のいる仕事ですからね。どうか少しお貸しなすって下さいまし。あなた方はみんな好い旦那方じゃありませんか」
お島はそう言って、自分の来たために一層浮立ったような連中を笑わせた。
夜景を見に出るという人達の先に立って、お島も混雑しているその宿を出たが、別れるときに家の方角を能く教えておいて、広小路まで連中を送った。
「病気って、どこが悪いんです」
お島はまさかの時には、多少の資本くらいは引出せそうに思えていた浜屋に、二人並んであるいている時訊ねた。浜屋がその後、ちょくちょく手を出していた山林の売買がいくらか当って、融通が利くと云う噂などを、お島はその土地の仲間から聞伝えている兄に聞いて知っていた。
「どこが悪いというでもないが、肺がちっと弱いから用心しろと言われたから、東京で二三専門の博士を詮議したが、事によったら当分逗留して、遊び旁注射でもしてみようかと思う」