일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんどくこう

単独行

加藤 文太郎

加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면

아오조라 문고

左へ左へと登ったため、地図の道と離れて鳴岩川に近い方を歩いた。一四〇〇メートル辺でスキーを履き、一四六七メートルを乗越して地図の道に入った。スキーは五寸くらい沈み睡眠不足がこたえてくる。しかし積雪量が少ないので夏道がよくわかるし、後を振り返るたびに真白い南の駒や仙丈、さては中央の山々、北の御嶽、乗鞍等が次々に現われて慰め励ましてくれる。鳴岩川の対岸に温泉でもできるのか大工のノミの音がこだましてくる。エホーと声をかけてみたが返事がない。近いようでもなかなか離れているのだろう。谷が狭くなって両側の山が大きくなりだしたとき、一陣の西風がサーと吹いてきてタンネの森がジワジワとおののき、山はゴーと凄い音を立て、青空はすでに刷毛で掃いたような雲におおわれて明日の荒天を判然と示してきた。温度も急に下り、僕はなんだか身顫いするような不安に襲われた。だがそれから間もなく夏沢温泉に着くことができてホッとした。この温泉は地図で見ると峰ノ松目の北にあたる岩壁の所から、一、二町下らしい、ここからその岩壁がよく見えるから。温泉は障子のままにしてあるので風通しがいい。しかし森林地帯だからさほど強い風は吹かぬし、明るいので気持がいい。