후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(一)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(一)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 231,525자 · 463화면
宮本武蔵
はしがき
序
初版が出たのさえ十数年前だった。起稿を思い立った日からでは、もう、二十年ちかい歳月がながれている。
この書が、装幀を新たに、版をかさねて出るとなると、いつも私は過去茫々の想いにたえない。じつに世のなかはその間にすら幾変りも変遷してきた。
さる人が私にいった。「あなたの宮本武蔵はもう古典ですよ、一つの古典として在るわけでしょう」と。なるほど、そんなものかもしれないと私も苦笑した。それならそれで望外なことだと思う。
だが、何しろ作家としては、二十年ちかくも年をけみしてみると、今日では自分ながら意にみたない所も多く、わけて心の未成熟な自己のすがたが眼につくのであるが、しかしこれはこれなり私というものの全裸な一時代の仕事であったことにまちがいはない。後にどうつくろうべきものでもなかろう。ただ、時の流れと、時評の是々非々と、そして読者の需めにまかせるのみである。
昭和二八・晩秋
著者
はしがき
――「旧序抄の」
宮本武蔵のあるいた生涯は、煩悩と闘争の生涯であったといえよう。もちろん世代は遠く違うが、その二点では現代人もおなじ苦悩をまだ脱しきれてはいない。武蔵のばあいは、しかし、もっとも闘争社会の赤裸な時代であった。