일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵(一)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(一)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 231,525자 · 463화면

아오조라 문고

それとは違うが、似た夢をおもう。青年だけが持ちうる権利として、かれは彼の道を創作するように夢みていた。

(信長は――)

と考える。

(秀吉だって)

と、思う。

だが、戦乱は、もう過去の人の夢だった。時代は久しく渇いていた平和をのぞんでいる。その待望へこたえた家康の長い長い根気を考えると、正しく夢をもつことも難しいなと思う。

だが。

慶長何年というこの時代は、これからという生命を持って、おれは在るのだ。信長を志してはおそいだろうし、秀吉のような生き方を目がけてはむりであろうが。――夢を持てだ、夢を持つことには、誰の拘束もない。今去った駕かきの子でも、夢を持てる。

だが――と、武蔵はもういッぺんその夢を頭の外へおいて、考え直してみる。

剣。

自分の道は、それにある。

信長、秀吉、家康もいい。社会はこの人々が生きて通った傍らで旺な文化と生活をとげた。しかし、最後の家康は、もう荒っぽい革新も躍進も必要としないまでの仕上げをやってしまった。

こう見ると、東山から望むところの京都は、関ヶ原以前のように、決して風雲は急でないのであった。

(ちがっている。――世の中はもう、信長や秀吉を求めた時勢とはちがっているのだ)