후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(一)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(一)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 231,525자 · 463화면
は、家康に認められた但馬守宗矩を生み、その兄たちには、勇猛の聞え高い五郎左衛門や厳勝などを出し、また孫には、加藤清正に懇望されて肥後へ高禄でよばれて行った麒麟児の兵庫利厳などという「偉大なる蛙」をたくさんに時勢の中へ送っている。
兵法の家として、吉岡家と柳生家とでは、比べものにならないほど吉岡家のほうが格式が高かったものである。けれど、それは昨日までのことだった。――それをまだ、ここにいる伝七郎や他の手合は気がつかない。
武蔵は、彼らの得意さが、おかしくもあり、気の毒にも思えた。
で――つい苦笑が顔にのぼりかける。彼はそれに困って、浴室の隅にある筧の下にゆき、髪の元結を解いて、一塊の粘土を毛の根にこすり、久しぶりで、ざぶざぶと髪を洗いほぐした。
その間に、
「ああいい気持」
「旅ごこちは、湯上がりの、この一刻にあるな」
「女の酌で、晩に飲むのは」
「なおいい」
などと三名は、体を拭いて、先へ上がって行った。
五
洗った濡れ髪を手拭いで縛って、部屋に帰ってみると、男みたいな女の子の小茶ちゃんが隅で泣いているので、武蔵は、
「おや、どうした?」
「旦那はん、あの子が、あたいをこんなに撲ったの」