후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
つねに道士が寄って経を談じ、山翁は法を説いて、修行三昧、宇宙と人魂とのかたらいをなす秘壇とある。祭るものは、虚空三千大世界の天つ星や地宿の星とか。ここへ鸞に乗って仮に世へ降りてきたような一仙人と、江湖の俗から拝まれている羅真人は、いま、松鶴軒の椅子に倚って、ふと瞑想から醒めていた。
「真人さま。……今朝、仰っしゃっていたお人が、一清道人に連れられて見えました」
一童子が、椅子の前に、拝をしてつたえていた。
「お、来たかの。すぐ連れておいで」
羅真人は、すでにこの日の客を、予知していたらしい。――一方、更衣亭で身なりをただした戴宗、李逵、公孫勝は二人の童子に伴われて長い廊を渡り、やがて、松鶴軒の廂の下にかがまって九拝の礼をした。
「お師匠さま」と、まず公孫勝が――「折入って、この客二名が、尊意をお伺いにまいりました。これは私の旧き友」
言いかけると、羅真人は、鶴の羽衣のような袂をぱっとひらいて、その法冠の星よりするどい眸をきらと三人の上へ射向けた。
「一清。多くをいうな。山東の人々だろう。わかっておる」
「では、はや疾くに、二人がこれへ来た事情も」
「よろしいか、一清、おまえはやっと世の火宅をのがれ、そして母と共に、人生の長養長寿をここで習んでおる者だぞ」