일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

蘭花の瞼は恩人に会って涙し、 五台山の剃刀は魯を坊主とすること

手には一振の棒をかいこみ、斉天大聖孫悟空が、雲を翔けるにさながらの態だった。

時もあらせず同日の午後には、州の王観察なる役人が、同心捕手あまたを連れてここの下宿屋へ殺到したが、すでに魯提轄は風を食らってしまったあと。

さはいえ五路の顔役、鄭の遺族や乾分には財力もある暴力もある。また旅籠の魯家からも、同時に大げさな訴えが州役署へ出されていた。当然、府尹もこれは捨ておけなかった。――逃亡した提轄魯達にたいしては、天下の随所、いついかなる土地なりと、見つけ次第に逮捕処分構いなし、の令が出された。わけて特徴いちじるしい彼の風貌背丈などの詳細な人相書がともに諸県へわたって配付されたのはいうまでもない。

蘭花の瞼は恩人に会って涙し、

五台山の剃刀は魯を坊主とすること

食う箸には腕力の要がない。豪傑も案外、職を失うと世間に弱い。逐電の後の魯達は、野に伏し山に寝ね、今は、空き腹も馴れッ子のような姿だった。

漂泊うことも幾月か。彼の姿はほどなくここ代州雁門県(山西省北部)の街中に見出される。街は周八支里の城壁にめぐらされ、雁門山に拠る雁門関は、つねに、北狄の侵略にそなえていた。