일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「わかりました」

万端、のみこんで、燕青が店の者をまろめ、元の二階へ戻って来てみると、もう柴進は自分の衣服に着かえて、借物の花冠や官服などは、そっくり王の体の上にかぶせてある。――王はまだ、昏々と、麻酔からさめていないのだった。

彼が正気がついたのは、日没の頃である。何が何だか分らない。また何一つ失くなっている物もない。恥かしいのか、給仕人のことばもそら耳に、衣服や冠を着直すやいな、あわてて店のそとへ出て行った。

その王は、あくる日、自邸で客の口からふとこんな噂を聞かされた。

「なにしろ奇ッ怪なこともあるもので、叡思殿のお屏風から『山東宋江』の四文字だけが、何者かに、切りとられているというのです。いやもう禁門の内外は、そのご詮議でたいへんらしい」

「ほほう?」

さてはと、王は、背すじの顫えにぶるッとしたが、一切、口には出さなかった。

一方の柴進は、はたごへ帰ると、さっそく宋江へ「山東宋江」の宸筆を見せ、またつぶさに、禁裏の様子もはなして聞かせた。

宋江は、宸筆を見て、ああ……と浩嘆してやまなかったが、明ければ十四日、この黄昏れを外してはと、まつりの人波にまぎれて、城内の中心街へ入りこんでみた。