후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
のである。
それを、日本の史に照らすと、わが朝では、鳥羽、崇徳天皇の下に、不遇な武者どもを代表していた平忠盛や清盛などが、やがての平家時代を招き興そうとしていた時代の晨にあたっている。
東洋の風土、東洋の文物、東洋の人種、すでに遣唐使このかたは、東洋一環の交流もあって、いわば一葦帯水の、遠からぬ大陸であったものの、時運の暗合は、なにか偶然でないものを覚えしめるではないか。
哲宗皇帝の寿隆五年であった。
朝廟のうちには、このところ、不穏なうごきが見えぬでもない。権臣の陰謀だの、皇后を廃して追うなど、咲き熟れた花の腐えが、そろそろ、自然の凋落を急ぐかに思われた。そんな爛熟末期の相は、梁東京の満都の子女の風俗にさえ目にあまっていた。
だが、庶民は依然、太平楽だった。何が醸されていようと、宮廷の内事などは、隣家の夫婦喧嘩ほどな興味でもない。――それよりは、その日、彼らが踵を次いで馳け出して行った先の方が、よほど大変な事件らしかった。
「なんだ、なんだ? 百叩きか」
「そうらしい。笞を食ッて、所払いにされる悪党が、いま、役人に曳かれて行った」
街城の門は、人だかりで、まっ黒だった。