후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
そこには、すでに従者食客など数十人が、旗をささげ、鷹をすえ、また狩犬をつれ、手には槍、勢子棒などを持って勢揃いしていた。
林冲の身は、巧みにこの中の同勢の一人に偽装されたのだった。――かくて堂々と、滄州の街道はずれを行けば、路傍の土壁には、林冲の人相書が貼ってあるのが、しばしば見えたし、辻には“林獄囚逮捕令”の立て札が、いたるところで眼についた。
「見ましたか?」
柴進が馬の上から、後ろの林冲を見て笑えば、林冲もまた、無言のままニヤリと笑う。
まもなく、東街道口の新関の柵門と番所小屋が見えてきた。たたたたと、同勢小早めに足なみを迅めて、そこの前にさしかかると、
「待て、待てっ」わらわらと躍り出してきた関守の番将、番卒たちが、
「おう、これは柴家の大旦那でしたか。今日もまた、狩猟へおでましで」
と、俄に態度をかえて、お愛相を言い囃した。
柴進も、うららかな顔をして。
「やあ、牢城の兵隊さんたちか。先頃からどうもご苦労なこったなあ。まだ捕まらんかね、人相書の野郎は」
「かいもく手懸りがねえんですよ。災難なのはわれわれで、夜も日も番屋に常詰で、ここんとこ街の灯も見ておりませんやね」