후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
――翌朝。李吉がその手紙を持って、県城の役署へ密訴に馳けこんでいたころ、一方の王四は、ひどく冴えない顔つきで、主人史進の前で、復命していた。
「行ってまいりました。――ご芳志にあまえて、ぜひ参上いたします、という三頭目のご返辞でございました」
「いま帰ったのか王四。たいそう遅かったじゃないか」
「どうもその、つい山寨でご馳走になっちまいましたので」
「酒を出されると目がねえンだろう。まあいいや、それよりも早く調理場へ行って、あしたの料理の支度やら倉の中の器物などを出させておけ」
次の日は仲秋節。――史家の小作や奉公人は、昼から莚席の支度に忙しかった。羊を屠り鶩や鶏をつぶすこと、何十羽かわからない。前日から煮きこめた百珍の料理は銀盤に盛られ、酒も家蔵の吟醸を幾壺となく持ち出して、客の前において封を切るばかりに用意していた。
――ほどなく、朱武、陳達、楊春の三人は、かねて史進から贈られた紅錦の袍を具足の下に着て、時刻たがえずやってきた。
接待は土地の壮者や村娘たちである。史進は、上座に三名をすえて、
「おお、よくぞお越しくだすった。昔から好漢は好漢を知るという。