일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「やや。それは惜しいことをされましたな」

「え。可惜とは、また何で?」

「その童子こそ、天師のご化身だったにちがいありません」

「げっ、あれがか」

「お勅使にムダぼね折らせても、おきのどくと思われ、一瞬に、都から翔け来たッて、はや立ち帰れと、おさとしなされたものでしょう」

「ああ……。そうとは、知らなかった」

「が、まあ。ご安心なさるがよい。そういう示顕のあるからには、おん大将がご帰京ある頃には、もう天師の神妙力にて、かならず、ご勅願はかなえられているに相違ございません」

なぐさめられて、その晩は、霧深い一古殿で昏々と眠った。

「この上は、ぜひもない、勅願の詔を、上清宮の本殿に納め奉って、一日もはやく、都へ帰ろう」

臍を決めて、こう告げると、真人は、十人の道衆に命じて、

「お勅使を、元の上清宮まで、お送りしてあげよ」

と、いった。

洪は、十道士にかこまれて、石門を出た。歩むことやや半日。だが、これはどうしたことだ。あんなにも、幾昼夜の難所、虎や毒蛇にも襲われて登って来たものが、降りとはいえ、坦々と平地を歩むような愉しさである。そして、またたくまに、宝塔仙館の甍が霞む、以前の三清宮へついてしまった。