후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
チャリネ曲馬の渡来
しがみつくなど顔に似合わず可愛らしい。
初日前の常磐座、空っぽの舞台を見せてこれが劇場とおぼつかなくも説明。申しそびれたが、実は意外にも両人英語が巧みで、とうてい我々などの相手でない。米国にでも留学したかと疑うほどのハイカラ、あやしい通弁も半ば察しての応答、随って晩餐も和洋折衷で大気に入り。
どうやら一日の案内を済ませたが、このとき珍客の置いて行ったお土産が、なんと大きな椰子の実五つ。
チャリネ曲馬の渡来
菊五郎が当込みの珍浄瑠璃
外人サーカスでまず眼を驚かしたのが、伊太利チャリネの曲馬団。明治十九年の夏、神田秋葉の原で最初の興行。一行は、英、米、仏、伊各国の芸人五十余名、象、虎、獅子、大蛇を始め十余頭の馬匹、猿犬の類ひととおり揃った動物園そっくり、自己所有の汽船へ飛び込んで世界中おし回るという大がかり。
数千人を容るる大テントの中央、円形の演芸場、それを取り巻いて雛段の観客席、夜は石油の大カンテラを無数に点じて昼を欺く。黒ん坊の楽師十余名の奏楽で実演。フロック姿のチャリネ氏は体格偉大の男、堂々たる挨拶振り、演芸は少年二名の目まぐるしい器械体操式軽業に始まり、妙齢美人馬上の妙技、小形の馬車へ犬を乗せて大猿の馭者、一本足の大男が美人の肩に乗って危ない逆立ちなど大愛嬌。