후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
辛うじて大体の建築もわかり、前後半年がかりで構図に取りかかり、見事に描きあげた横物の大幅、日英博へ出品して名誉の褒状を得たが、風俗画もこうなると足が半分。
まだ五十四、五歳の頃だいぶ白髪親爺になった。あるとき所用の途中、茅場町の鳥屋で昼食、ふと向うを見るとこれもひとりで食事中の老人、おやおや自分もああなってはと他人の老人振りに悲観、ところがよく見ると仕切の衝立が姿見になっていて、右の老人と見たのは、ほかならぬ画伯自身偶然の対面、これはこれはといよいよ悲観、そこで帰途わざわざ拙宅に立ち寄り、一つこの白髪を染めて若返り、ますます画道に尽したいが、ほかの意味で染めたと思われては困るから保証人になってくれとの話、大笑いで即決、当時画壇の斎藤別当と唄われた。
芸事はなんでも好き、「踊百番」なども描いたくらい、能画も暁斎以来この人の得意の題目、門下から坂巻耕漁の如き能画専門の人も出たが、大正のはじめ、月耕翁ひさしぶりに能楽十二、三番を桐板の額面へ極彩色に描き、湯島の天神へ奉納、さすがに見事の出来栄え、幸いに震災を免れて今なお同社に保存のはず。
男優りの女流画家