일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かきのたね

柿の種

寺田 寅彦

寺田 寅彦의 柿の種(かきのたね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,202자 · 139화면

아오조라 문고

」

こう言ってP君が野蛮主義を謳歌するのである。(大正十年六月、渋柿)

*

足尾の坑夫のおかみさんたちが、古河男爵夫人に面会を求めるために上京した。

「男爵の奥様でも私たちでもやっぱり同じ女だ」といったような意味のことを揚言したそうである。

僕はこの新聞を読んだ時に、そのおかみさんたちの顔がありあり見えるような気がした。

そうして腹が立った。……

いくらデモクラシーが世界に瀰漫しても、ルビーと煉瓦の欠けらとが一つになるか、と、どなりたくなった。……

ヴィナスのアリストクラシーは永遠のものである。

こう言ってQ君が一人で腹を立てている。(大正十年六月、渋柿)

*

油画をかいてみる。

正直に実物のとおりの各部分の色を、それらの各部分に相当する「各部分」に塗ったのでは、できあがった結果の「全体」はさっぱり実物らしくない。

全体が実物らしく見えるように描くには、「部分」を実物とはちがうように描かなければいけないということになる。

印象派の起こったわけが、やっと少しわかって来たような気がする。

思ったことを如実に言い現わすためには、思ったとおりを言わないことが必要だという場合もあるかもしれない。