일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かきのたね

柿の種

寺田 寅彦

寺田 寅彦의 柿の種(かきのたね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,202자 · 139화면

아오조라 문고

曙町より(四)

それはとにかく、この夢の雰囲気と、君の夢の雰囲気との対照がおもしろいと思うのでお知らせすることにする。(昭和六年七月、渋柿)

曙町より(四)

二日の日曜の午後に築地の左翼劇場を見に行った。

だいぶ暑い日であった。

間違えて、労働者切符の売り場へ行ったら「職場」のかたですか、と聞かれたが、なんのことかわからないで、ぼんやりしながら、九十銭耳をそろえて並べたら、「どうかすみませんがあちらでお求めを願います」とたいへんに親切丁寧に教えてくれた。

資本主義の帝劇や歌舞伎座のいばった切符嬢とはたいした相違でうれしかった。

入場してまず眼についたのは、カーテンの下のほうに「松屋」という縫い取りの文字で、これが少し不思議に思われた。

観客はたいてい若い人が多く、旧式ないわゆる小市民の家庭のお嬢さんらしい女学生も、下町ふうな江戸前のおとなしい娘さんたちもいるのが特に目についた。

中年の、もっともらしいおばさんたちもぽつぽつ見えた。

男の中には、学生も多いが、中にはどうも刑事かと思うようなのもいた。

みんな平気で上着を脱いでいるのは、これもなんとなく愉快であった。