후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
「ここからは見えないが、あのはしごの上に秘密のドアがある。それは、おれでなければ、ひらくことができないのだ。きみたちは、このはしごの下で待っていてくれ。すぐに、おれが子どもをつれて、おりてくるから。」
首領はそういって、いきなり、はしごをのぼりはじめました。しらがのじいさんとは思えない、すばやさです。ちゅうとまでのぼると、足にまきつくガウンを、パッとぬぎすてました。するとガウンは、まっかな大きな鳥のように、ふわりと宙にういて、警部たちの前に落ちてきました。
首領は、ガウンの下に、ぴったり身についた黒ビロードのシャツと、ズボンをきていました。まるでサーカスの曲芸師のような、かっこうです。それが、サルのように身がるに、まっすぐのはしごをのぼっていくようすは、とても老人とは思われません。
はしごの下にいた刑事は、それを見て、なんだか心配になってきました。
「あんな高いところに、秘密の部屋があるなんて、うそじゃないでしょうか。あいつ、はしごをのぼってどこかへ逃げるつもりじゃないでしょうか。」
刑事は中村警部に、ささやきました。
「うん、そうかもしれない。なんだか、ようすが、おかしい。