후리가나로 읽는 일본 고전
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
大グマと巨人
そのとき、ひとりの警官が走ってきて、中村警部に、ほうこくしました。
「あちらのオートバイ曲芸のおけの中に、クマがおちこんでいます。くさりをきって、逃げたらしいのです。」
それをきくと、「よしっ。」といって、明智探偵は、そのほうへ、かけだしました。小林君や少年団員たちも、そのあとにつづきます。中村警部と数名の警官は、一寸法師をとりかこんで、もとの場所に、のこっていました。
大グマと巨人
大テントのとなりに、小さいテントがあって、その中に、オートバイ曲芸の巨大なおけのようなものがすえてありました。それは直径五メートルもある、大きな深いおけで、オートバイ選手が、その内がわを、グルグルまわる、あの冒険曲芸のぶたいです。
巨大なおけの上の、外まわりに、板ばりの見物せきがあります。明智探偵と小林少年と、少年団員たちは、はしごをかけあがって、その見物せきにならび、おけの中をのぞきました。
深いおけのそこに、一ぴきのクマが、グルグル歩きまわっていました。鉄のくさりで、おりの中にしばりつけてあったのを、ひきちぎって逃げだしてきたのでしょう。はんぶんに、ちぎれたくさりが、あと足についています。