후리가나로 읽는 일본 고전
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
まっかな滝
すると、人形の手が、カーテンの合わせめから、ヌーッと、出てきたかとおもうと、恐ろしい力で、博士の胸を、ぐんと、つきとばしたのです。
ふいをつかれて、博士はベッドの上にたおれました。するとぱっと、カーテンがとじて、人の走る足音が、向こうの方へ遠ざかっていきました。そして、パタンと、ドアのしまる音。
魔法博士は、やっとおきあがって、カーテンの外へ、とびだしましたが、もう、部屋の中には、だれもいません。人形は、いちはやく、逃げさってしまったのです。
まっかな滝
魔法博士は、いそいでベルをおしました。ベッドのよこに、たくさんならんでいる、おしボタンの中の二つを、つぎつぎとおしたのです。
すると、まもなく、ふたりの部下が部屋にはいってきました。ふたりとも、まっ黒な姿です。ピッタリと身についた、黒ビロードのシャツとズボン下、頭には黒い覆面をかぶって、目と口のところだけが、くりぬいてあります。
「いま、女のロウ人形が、ここへきて、わしをおどかしていった。あいつを、つかまえるんだ。」
魔法博士が、妙なことをいいますので、黒覆面は、びっくりしたように、顔を見あわせています。