후리가나로 읽는 일본 고전
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 156,085자 · 312화면
手品の種は、どこにあるのでしょうか。やがて、その手品の種が、みんなの目の前に、まざまざと、あらわれてきたのです。
警官たちが、ピストルをかまえたまま、かんのん開きのドアの外へ出てしまいますと、部屋の中から、モーターのまわるような、ビューンという音が、かすかに聞こえてきました。そして、ふしぎなことが、はじまったのです。
ひらいたままのドアの上のほうから、厚いコンクリートの棚のようなものが、しずかに、下へおりてきました。そして、その棚の上にピカピカ光る二本の足が、立っていたのです。黄金怪人の足です。コンクリートの棚が、下におりるにつれて、足から腰、腰から腹、腹から胸と、金ピカの怪人の全身が、あらわれてきました。
これで、びっくり箱の秘密が、すっかりわかってしまいました。部屋が上と下と、ふたつつらなっていて、それがエレベーターのように、あがったり、さがったりするのです。コンクリートの棚のようなものは、上の部屋の床と、下の部屋のてんじょうをかねているわけです。このしかけで、ゾウが消えたり、あらわれたりしたのです。上の部屋の黄金怪人が消えて、下の部屋の警官隊があらわれたのです。