후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
自然に於ける一切の存在は、相互の位置関係に於てあるだろう、存在は相対的に静止又は運動の状態に於てある(相対性理論)、即ち存在は自然全体に於ける個々の存在としては運動という条件の下にのみ存在する。エレアのゼノンが発見しそして実はこの発見に基いて運動を否定しようと欲した処のかの弁証法――云わばギリシア的弁証法――が之であった*。そこで茲に指摘されるものは一点に於ける存在と無との対立の総合という何か論理的な弁証法の関係であるかのように見える。併しかかる関係の保持者は、かかる関係を自分の規定とする弁証法的存在は(弁証法が第一に存在のものであって論理ではなかったことを思い起こせ)、正にこの存在と無との総合としての生成である空間内の運動であった。従って弁証法的なるものはこの場合にも、時間――運動は時間なくしては行なわれない――に関係しなければならないことが見出される。そして時間性は、結局、優越的には、歴史性に帰着しなければならないであろう。今茲ではただこの時間がまだ、自然的な時間に過ぎないと云うまでである。空間に於ける運動は、であるから、既に歴史性への転向を含む。