후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
社会を歴史から引き離して考えてよいという仮定が併し、已に根本的に誤りである。この仮定は、一方に於て社会学的な社会概念を、他方に於て文化哲学的な歴史概念を、この一双の理論的戯画を、結果する処のものである。かくて社会学は不毛の石河原となり、文化哲学は営養なき砂糖菓子となる。哲学が歴史的であるならば、それが超社会的であることは許されない。――併しそれはそれとしても、文化を精神の範疇に入れながら、社会を自然の範疇に入れようということが更に誤りなのである。社会は物理的自然と同じ性格を有つのであるか、それが別ならば、その相違は「社会」と「文化」との相違に較べて、問題にならない程小さいのか。社会と文化とは社会と物理的自然とのこの相違――少なくともそれは零ではあるまい――を相対的に零に消滅させる程、無限大に、相違しているのであるか。精神的(文化的)なものと物質的(自然的)なるものとは、このように無限に、絶対的に、区別され得るか、又されなければならないか。精神は物質から完全に独立にその本質を保つことが出来るか。成程精神は物質から――この一見大まかな概念を使うとして――一応根本的に区別される、併し物質から区別されるということが精神の本質の凡てではあるまい。