후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
さて現実のアカデミーは直接には大学という政治的制度の上に成立している。吾が国の大学はそれが帝国大学であろうと官立・公立・私立であろうと、或いは直接に或いは間接に、実質上もしくは名義上、国家の一機関なのである。このことが吾々の見るアカデミーの本質を根本的に規定しているのである。国家の本質が今日何を意味するかを忘れない人は、曾て帝国大学と対立する特色を意識していた諸私立大学、財閥の経営になる私立諸大学が、何故結局、国家の一機関でなければならないかをも知るだろう。初め国家機関としての大学は、維新制度確立以降の官吏養成所であると共に、なお至極幼稚であった哲学的・歴史的・社会的・諸科学――其の他の科学は無論のこと――の無条件的な研究所であり得た。併し大学自身の理論的進歩によって、特に哲学的・歴史的・社会的諸科学の成果は、もはや国家の必要と一致出来ない結果に立ち至ったのである。大学という――政治的な――制度に於て、その物質的経済的基礎と、そのアカデミーとしてのイデオロギー的活動とは、その間にもはや単純な対応関係を見出すことが出来なくなって来た。大学の物質的な地盤と観念的活動との間に歪が這入った。