일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

一切の科学・理論・文化はそういう思想によって生命を吹き込まれているのであるが、この思想のエレメントとなるものが、具体的に考えられた意識乃至観念の形式としての範疇なのである。この範疇は云うまでもなく、歴史的社会的存在そのものの内に横たわる処の、存在そのものが自分で顕わして見せる処の、客観的な諸モメントに対応していなければならない筈である。

存在に対して意識がそれ独特の歴史的発展形式を有つ通り、存在の形式(モメント)としての範疇に対して、意識の形式(思想の要素)としての範疇は、それ独特の歴史的発展形式を有っている。こういう範疇は歴史的に云えば民族・国家・地方・等々によってその発生と系統とを異にしているのが事実である。吾々はギリシア哲学乃至ギリシア神話に於ける諸範疇を、支那の儒教や易、印度のバラモン教や原始仏教に於ける諸範疇と、直接に比較することは許されない。

範疇が原始的には主として民族的特色を持っていることは事実である。そこで人々は、範疇のこの原始的民族性を利用して、特に歴史科学や社会科学の理論に於て、或る民族に固有な歴史学や或る国民の固有な社会科学が存在し得ると信じたり、又存在せねばならないと主張したりする(国学的国史学とか「日本社会科学」