후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
尤もデカルトやライプニツでは、後世になって明らかになるような自然哲学と自然科学との対立などはないので、寧ろ数学的操作や実験やの結果が哲学者一流の思弁と混淆して彼等の自然哲学をなしていたのであるが、併しデカルトやライプニツの形而上学的神学的存在論(実体の議論)から、後に近世自然科学の最大の収穫となった運動量やエネルギーの不滅則の萌芽が発生して来たのである。之と並行してケプラーの詩人風な想像からニュートンの原則にまで発展した天体力学乃至動力学の発達や、力学の武器である微積分の建設などの事件が発生する。こうして自然哲学は自然科学を産み出したのである。
だが自然科学が一応独自の科学として存在するようになっても、之が完全に自然哲学の代理を務めるようにはまだならないのは勿論、自然科学が自然哲学とハッキリ区別される迄にも至らない。カントは自然科学と哲学とを合理的に分離した最初の人だと云われるが、彼に於ても自然哲学は不成立になって了ったものではない。そしてシェリングなどになると、実験的な科学的自然研究が一方に於て行なわれつつある際に、自然の統一的な認識の名の下に極めて典型的に思弁的な自然哲学を建設したのである。