일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

へどろの水温は零度に近い。苦力小頭は唖然として穴の縁に立っているだけである。

夕方五時頃になって、やっと凍土に達した。穴の中はもう彩目のわからぬ暗さである。凍土の一片を掘り出しながら、S君は「やはり凍上ですね」と言って渡してくれる。なるほど低温実験室で作っている私たちの凍上の標本そっくりである。氷の薄い層が水平に近く何枚もはいっていて、縞模様になっているのがその特徴である。低温実験室内の凍土や北海道あたりの天然の凍土では、この氷層は透明な氷板になっているか、あるいは霜柱の構造を残している。少しちがうのは、この永久凍土層中の氷層は、氷粒と氷角柱との集合から成っていることである。それも樺太のツンドラの下にある基盤粘土中の氷層状態によく似ているので、実験室内で、再現の見込は十分にある。氷層と氷層との間のコンクリート状に凍った粘土部分は意外に軟く、未凍結水を多量に含んでいるように見えた。それも凍上実験で知られている通りである。

永久凍土層の成因には二説ある。冬ごとの凍結が累積して地底深くまで達し、万年雪のようになって残っているものだという説と、前世紀氷河時代の凍土が、地殻の変動で埋没して残ったもの、即ち一種の「氷の化石」