후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(一)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(一)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 231,525자 · 463화면
三
た。
「もう、急くことはない」
殊に自分の疲れも思い出された。石舟斎に面接する前に、まず自身を整えることが考え出された。
「朝になれば、誰か、門を開けに来るだろう。――その上でよい、その上でも、強って修行者を拒む態度であったら、またとる手段もある」
武蔵は、門廂の下に、坐りこんだ。そして、後ろの柱へ背をよりかけると、よい心地で眠りに入ることができた。
星がしずかだった。卯の花が風のたびに白くうごいた。
三
ポトと、襟くびへ落ちて来た露の冷たさに、武蔵は眼をさました。いつのまにか夜は明けている。熟睡した後の頭脳は、流れこむように耳の穴から入る無数の鶯の声と朝の風に洗われて、たった今、この世に誕生したような明るさであり、なんのつかれも残滓もなかった。
ふと、眼をこすって、眸を上げると、真っ紅な夜明けの太陽が、伊賀、大和の連峰を踏んで、昇っていた。
武蔵は、いきなり突っ立った。十分に休養を摂った肉体は、太陽に焼かれると、すぐ希望に燃え功名や野心にうずき、手脚はそれに蓄えている力のやり場を催促して、
「む、む――」
と伸びをせずにいられなくなって来る。
「今日だ」