일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

開封郊外の離宮“龍符宮”から十里の野は、御狩猟の行幸に染められて、壮観な狩場の陣がいちめん展開されていた。

皇帝のお野立ち間近には、総理兼近衛大将高の陣と彼の床几がある。そこへ、

「お願いにござりまする」

と、九拝して伏した一武士が見えた。

「お、金鎗班の徐寧ではないか。何だ願いの儀とは」

「ご遊猟中を、供奉の一員として、恐懼にたえませんが、ただいま家より急な使いがございまして、妻が急病の由、告げまいりました。家族とては召使のほか、幼児一名あるのみ。数日の賜暇をおゆるし願わしゅうぞんじ奉りますが」

「なに、妻女が急病だと。それはいかんな。君辺はさしつかえない。すぐ戻ってみてやるがいい」

徐寧は再拝してひきさがり、あとは班の各組頭に頼んで、ひとり城の都門へ向って、金鎗を小脇に手馴れの馬を飛ばして帰った。

その間とて、彼の血相はただならない。妻の急病とは、公へのてまえで、じつはかけがえない家宝の紛失を妻から知らせて来たのである。

寝耳に水だ。彼の華やかな紫の狩衣、紅錦の陣半被、纓に飾られた冠といえど、蒼白なその憂いにみちた面には、すべて、悲調を強めるものでしかなく、珠を失った龍か、瑞雲を奪われて荒地に怒る鳳凰にも似て、焦躁、狼狽、哀れといっても言い足りない。