후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
ここにいてくれ」
「えっ、どこへ行く気だ、和尚」
「知れたこと。華陰県の奉行所へよ」
「よせ。そいつア無謀だ。九紋龍の轍もあること。二の舞を踏んではつまるまい」
「じゃあ何か。史進の災難を、この花和尚に、知らん顔でいろっていうのか」
「おい、おい。喧嘩腰はよそうぜ。この武松だってそんな気じゃあない。ともに心配はしてるのだ。だが、ここは大事をとり、いちど梁山泊へ引っ返して、一同のお智恵と協力を仰いだほうがよかろうと俺は考えるのだが……」
「喝ッ……」と、花和尚はもう突ッ立ちあがっている。そして――「ええ悠長な。そんなこんなのうちに、もし史進の一命にまちがいでもあった日には、義として、情として、この花和尚、のほほんと生きてもおれんわ。ぜがひでも、わが輩はこれからすぐ行く!」
朱武や陳達はおどろいて、あわてて子分をよびたてた。そしてたちまちただ一人で、山を降ッて行った花和尚のあとをつけさせた。
だが、そんなものは、眼のすみにも顧みている花和尚ではない。
すでに翌々日の午後である。この異形なる大坊主は、れいの錫杖を片手に、のッしのッしと、華州城内の雑閙をあるいていて、