일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「こら、ちょっと訊くが、奉行所はどこだ、ここの奉行所は」

と、道行く者をつかまえては訊ねていた。

すでにその権まくからして只ならないものがある。往来の者は、呆ッ気にとられて、

「なんだろう、あの風来坊は?」

と、目をそばだてた。しかもちょうどこの日、当の奉行の賀は、街をお練りで帰って来る途中にあったが、たれも花和尚にそれが奉行だとは教えてやる者もない。

奉行は綺羅な輿轎に乗ッていたのである。輿ワキには護衛の力士が鎗を持ってつきしたがい、騎馬の与力がそのあとさきを守って往来の邪魔者をいちいち叱咤しながら行く――

これがやがて州橋の上までかかると、輿の垂れ絹の内から奉行の賀が、

「ちょっと、待て」

と、急に列を止めさせていた。そして与力の一人をそば近く呼んで。「……途々、異形な坊主が列のあとから尾けて来るようだが知っているか」

「はっ。不審な奴と見、油断はいたしておりません」

「いや、それよりもだ、いッそこうせい。……よいか、抜かるなよ」

どんな策をさずけられたのか、その与力は、馬を力士の一人に預け、あとへ戻って、花和尚の前に立ち、いやにていねいに、こう言ったものである。