후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
観衆がわーッとよろこぶ。任原は吠えた。猛虎の勢いで、
「うぬっ」
と、つかみかかったものである。
しかし燕青はむしろ相手自体の動力を待っていたのだ。身を低めるやいな任原の体を肩ぐるまにかけて投げとばした。が、任原もさる者、片足でよろめき止まって、奮然とふたたび躍りかかる。するとまた一方は、飛鳥と交わす。そして戸惑う大きな臀を突き飛ばした。もう任原は逆上気味だ。何度目かには、燕青を腹の下につかまえた。燕青は盤石の下の亀の子にひとしい。ところが、岩盤は四肢を伸ばして宙へ持ち上げられていた。燕青が担ぎ上げたのだ。信じられぬような怪力である。ダ、ダ、ダッと燕青の足が床を鳴らして走った。そして高舞台の勾欄の端から下を臨んで、
「勝負あった! 勝負は見たろう! くたばれッ任原」
と、叩きつけた。
そこは最も高床の懸崖だった。投げられた任原はクシャッと一塊の肉と血飛沫になったきりで動きもしない。仰天したのは万余の見物だけではない。任原の弟子数百人は、一瞬、呆ッけにとられていたが、
「野郎っ。逃がすな」
たちまち、燕青のまわりをおおいつつんだ。素早い奴は、早くも懸賞品の山へむかって掠奪に殺到する。