일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

したがって、宋江の就いていた押司の職なども、重要なだけに、ちょっとした私意や違法の間違いを犯すと、讒に会って、すぐ流罪だの家産没取の厄にあい、その連累は、一族にまでおよぶ有様。そこで官吏の多くは、戸籍を抜いて、あらかじめ九族の難にそなえ、また、穴蔵など造って内々家産を地下に匿しておいたり、日常何かの生活にわたるまで苦心のひそむものだった。――で、

「そんな生き方はもう鬱々だ。宋清までを一生の穴蔵の番人にはさせたくない」

というのが、偽らざる老父の真情だったに相違ない。

「さらば、ごきげんよう。今日の不孝はおゆるしください。いつかはまた、このおわびを」

宋江は幾たびも振り返り、宋清も名残り惜しげに、老父の影を遠くにした。この日、霧はやがて冷たい細雨と変り、県境の長い楓林の道は、兄弟の范陽笠と旅合羽をしとどに濡らした。

二人の旅は長かった。

日かずをかさねて、やっと辿りついたところは、滄州横海県の小旋風柴進の門前。――かつては、かの豹子頭林冲が、むじつの罪で滄州の大流刑地にひかれてゆく途中、一夜の恩をうけ、また後には、梁山泊へわたる手びきなどもして貰ったことのある――あの地方名望家柴進の門だった。