일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

「なんと申す。では虎を退治いたした者は、そのほうらではなくて、旅の者か。しかも若い旅人ただ一人で打ち殺したと申すのか。どえらい人間もあったものだ。……して、して、その者は一体どこにおるか」

「それが、麓へ下ってから、どこへ行ったやら、見あたりませんので」

「なに、見当らんと。まさか何かの化身でもなかろう。探せ探せ、まだ遠くへは行っていまい」

武松はくたくたな姿である。村端れの居酒屋のすみで、正体もなく眠っていたのだ。ここでも空き腹へ一杯あおったに違いなく、もう欲も得もないといった恰好だった。

「豪傑、豪傑。どうか、ちょっとその、お眼をおさましなすってください」

急に耳もとで何かガヤガヤ騒々しいし、しきりに揺り起こす者があるので、武松がふと眼をあくと、県の役人やら名主やら……のみならず往来いっぱいな群集までが、

「虎退治のお客さんはあれだ。あれが虎退治の豪傑だ」

と、まるで祭りのような騒ぎでわんわんと歓呼している。

寝足らない眼をこすっているうちに、彼は、酒屋の軒から設けの駕籠に乗せられた。――見れば組み立てられたもう一台の台の上には、大虎の体が横たえてある。