후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
と、不敵な気を持ち直すまでの、ほんの寸時を措いていただけなのだった。
――そして、降りて来て見ると。
武松はもう祭壇の前に坐っている。
兵卒に手伝わせて、豚の首を供え、二本の朱蝋燭をあかあかと灯させたり、また、紙銭や花をかざり、その間には香煙縷々と焚いて、およそ兄の武大が生前好きだった種々な供物は、なにくれとなく、所せましと壇に供えているのだった。
「まあ、二郎さんたら、ほんとに兄さん孝行ですこと。四十九日のお供え物に来て下すったの」
「いや、それとね姉さん。ちっとばかり酒肴を仕込んで来ましたから、今日は近所の衆にも、ようっくお礼を申したいと思ってさ」
「あらお礼は私がしてあるのに」
「でも、都頭の武松が、弟としているからには、黙ってもおけませんやね。そうでしょう、弟として」
「お気がすまないなら、どうにでも」
「おい従卒。大皿を出して、酒、さかな、果物、肉、ずらりと並べろ。そして貴さまたちは、ご近所の衆を、ていねいにお迎えして来い。おれは隣の王婆さんを誘って来る」
「二郎さん、隣のおばさんなら、私が行って――」
「なあに、それには及びませんよ。今日は弟が施主だ」