일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면

아오조라 문고

第一日は、まず王婆が訊問された。

王婆の自白と“近所ノ衆ノ口書”とは、ぴったりしている。

これで一応、これはすむ。

第二日の呼び出しには、隠亡頭の何九叔と、果物売りの哥少年――それから以後、続々と、料亭の女中やら、西門慶の家族やら、また武大の近所隣の顔やらが、入り代り立ち代り、白洲にみえた。

調書、物件、すべてが揃う。

それを見て、知事は密かに、

「惜しい男だのに。ああ、なんとかならんか」

と、考えた。

さきには、都に使いして、自分の依頼もよく果たしてくれた武松である。しかも兇行の因となった武大の死や、淫婦姦夫の悪事は、すべて武松が旅の留守中に起ったものだ。

「調書の辞句によっては、上司の心証も大へんひびきが違ってくる。少々、上告の辞句を直してくれんか」

彼は、下部の吏員へ、諮ってみた。

たれひとり異存はない。

期せずして、武松の上には、日ごろの同情があつまっていたのである。獄卒の端にいたるまでが、獄内の彼を遇するに「烈士」としていたのでもよくわかる。

こうして、およそ一ヵ月余の後、

「武松、よくうけたまわれ」

知県は、彼を白洲へ曳き出して、調書一切を読み聞かせ、さらに次の通り言い渡した。