후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
いちど、全員は穆家に引っ返した。そして、先に白龍廟で結んだ義の誓いを、さらに杯の上で固め、穆家の資産も、土地を置き残したほかはすべて十数輛の車に移したのである。かくて神出鬼没を極めた一味百七、八十人、日ならずして、風の如く、梁山泊へ帰ったのであった。
寨には、俄にまた、人間が殖え、同時に、財倉も充ちてきた。
そのうえなお、この前後、黄門山の四頭領とよばれた賊が、風を慕って、梁山泊へ降って来たので、それも梁党の盟に加えられた。
四名の前身、氏素姓は、どんな漢どもかといえば。
一番上が、欧鵬、アダ名は摩雲金翅。
元は、江上警備軍の軍人という士官くずれだ。
二番目は、蒋敬。
湖南は潭州の産で、文官試験の落第者。――智略にとみ、書算に長じているところから、神算子という異名がある。
三番目は、馬麟といい、またの名は、南京建康、薙刀をよく使い、鉄笛の名人だった。
さらに、どんじりの四番めの男は、光州産の水呑み百姓のせがれで、ばか力があり、鋤鍬の巧みはもとよりだが、案外にこれがまた、刀槍の上手。あだなも妙な――九尾亀だが――しかし陶宗旺という本名もあるからには、まがいなしの人の子には相違ない。