후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
山本 笑月의 明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 128,862자 · 251화면
自転車は木製鉄輪で朱塗りの粗末な代物、三輪車、二輪車、そのほか達磨と称する、一輪はずっと大きく後輪は小さいこれも二輪車、よく乗れたものだと我々はただ感心して見物、いつも三輪車で我慢した。借賃は十分間二銭だが、たいていは二、三十分乗ってしまう。達磨の連中はそれで市中へ押し出し立派に乗り回していたが、いま見たらあまり立派でもあるまいが明治十五、六年の話。
借馬屋は原の西南隅で、軍馬の払い下げみたいのが四、五頭、馬場を四回まわってひと鞍が四銭、主人は騎兵曹長の上りで初心者には丁寧に乗り方を指導。お蔭で私も初めて馬の味を知ったが、最初は馬が心得て、三回もまわるとずるい奴はさっさと小屋へはいりかけ、一回誤魔化そうとする。大体、借馬は乗手より馬の方が利巧のようだ。あるとき外出の客があったが馬ばかり帰って来た。さすがに主人も心配していると、後から乗手が泥だらけになって戻る、なんてえのがちょいちょいあった。
チャリネの来たのは明治十九年の夏、大テント張りで篝火のような照明が昼を欺く。なにしろ大がかりで動物園そのままの象、虎、ライオン始め見事な馬が十何頭、すばらしい曲馬や曲芸に東京ッ子の眼を驚かして大した景気。